先週、父が他界しました。76歳でした。父と母は、偶然にも私たち夫婦と同じ結婚記念日なのですが、後1日で結婚50周年という、その前日の出来事でした。
母の留守中に倒れた父は、心筋梗塞でした。母からの知らせを聞いて駆けつけた病院で、父は既に自らでは呼吸すら出来ない状態となっていました。震える母と待った夜の病院。蘇生することなく、父は帰らぬ人となりました。
どちらかと言うと父は寡黙な人だった印象の人でした。ただ真面目に、仕事と家族に向き合ってくれていましたが、決して多くは語らない、そんな人でした。流行のイクメンと違い、昔のお父さんって、みんなそうだったのかも知れませんね。
ただ今となっては、もう少し話をしておけばよかった。ほんと悔やまれます。
あまりにも急な出来事でただ呆然とするばかりですが、しばらくは父の仕事の整理や、家のこと、母のことで、右往左往な日々が続きます。とにかく今は、ただ前を向いて行こうと思います。
親父、43年間、どうもありがとう。本当にお疲れ様でした。
少し先に向こうで一杯やっててください。
文末で恐縮ですが、寒い中、亡き父を偲んでいただいた全ての方に心より御礼申し上げます。
佐藤努
言葉が出てきません。ご冥福をお祈りします。辛いでしょうが、家族を支えてあげてください。